苦みを抑えたゴーヤチャンプルー

こんにちは!

時代は令和になりゴールデンウイーク真っ最中、いかがお過ごしでしょうか?私は祝日、連休、全く無関係…。呆れるほど無関係で何のメリットもありません。

という事でとてもハッピーではない心情なので、この際苦い記事を書きたいと思います。本日は夏の王道野菜、ゴーヤについてまとめます!

 

ゴーヤと言えばあの苦みで、好き嫌い真っ二つに分かれる野菜。

今回はどうしてあんなに苦いのか、そもそもなんであんなに苦いのよ?というところから、苦みの取り方を活かしたゴーヤチャンプルーレシピど、主に苦みにまつわる事を書いていきたいと思います。よろしくお願いいたします!

 

さて、では早速ですが、ゴーヤの苦み成分はいくつか存在し、主にモモルデシンというタンパク質の一種が大きな要素となっています。

よく「ゴーヤはワタの部分が苦いから隅々までこそげ取るべし」的なことを言う人がいますが、モモルデシンは主に外側の緑のイボイボの部分に含まれているのでワタは神経質に取り除く必要はありません

モモルデシンの効果は主に胃液の分泌を促して食欲低下を防ぐなどで、夏バテ対策特集レシピなんかには決まってゴーヤが登場するという訳ですね。

ゴーヤ自体がビタミンCの宝庫でレモン3個分、トマトの5倍くらい含まれていて、夏の紫外線から起こるシミ・ソバカス対策なんかにもうってつけなので夏場にゴーヤ食べないのもったいないくらい。かと言って苦いの苦手なのに我慢して食べるというのも酷なので、苦み成分モモルデシンの取り方です。

苦みを取るうえで重要となるのは、モモルデシンの特徴は水溶性であるということ。水溶性という事は水に溶けるという事なので、単純にゴーヤの水分を抜けばモモルデシンも流れるという事ですね!

とはいえビタミンCも水溶性ビタミンですから長時間ゆでこぼしたりすれば一緒に流れてしまいます。ですのでどうしても苦みが苦手、そのまま炒めるのは厳しいという方は下記のような下処理をしてから炒めるのがおすすめです。

  • 沸騰後1分弱ゆでる
  • 塩+砂糖でもみ込んで10分くらいおき、水分を出す
  • どのみち薄くスライスする

 

ゆでるとすれば短時間に抑える事。塩もみするのも手ですが、塩だけだと残った苦みが引き立ってしまうので砂糖も一緒にもみ込んで水分を出す。ゴーヤ1本に対して塩と砂糖小さじ1づつくらいでしょうか。

それから厚く切ると苦く感じやすいのでなるべく薄く切る事。こんなところです。水分が抜けて歯ざわりも柔らかくなって明らか食べやすいのでぜひ実践いただければと思います!

 

さて、ゴーヤの苦みを理解するうえで知っておきたい成分がチャランチンです。

チャランチンも同じ苦み成分なのですが、モモルデシンが水溶性だったのに対してチャランチンは脂溶性です。脂溶性という事は脂に溶けるという事なので、食べやすく調理するには上記の下処理をした後に油を使って加熱するのがおすすめです。ゴーヤチャンプルーって理にかなってますよねぇ…。

 

これらを念頭に、簡単にゴーヤチャンプルーレシピをご紹介いたします!

【材料】

  • ゴーヤ…2本
  • ●塩・砂糖…小さじ2づつ
  • ツナ缶(油漬け)…適度に油切りしたもの1缶
  • 乾燥春雨…30g程度
  • 溶き卵…2個分
  • ★醤油…大さじ1程度
  • ★酒、みりん…ひとまわし
  • ★鰹節…ひとつかみ
  1. 【作り方】
    ゴーヤは薄めにスライスして●でもみ込んで水分を出すか、沸騰したお湯で1分くらい茹でて下処理する。
  2. フライパンに水気を切った1.のゴーヤとツナ缶を入れて全体によく混ぜ、火にかけ、軽く炒める。
  3. 乾燥の春雨と、最小限の水50mlくらいを加えて柔らかい状態に戻しながら炒める。
  4. ★の調味料を加えて全体に混ぜる。
  5. フライパンの真ん中を空けて、そこに溶き卵を流し込んでかき混ぜながら加熱、スクランブルエッグ状になったら全体に混ぜ合わせて完成!
苦みを抑えたゴーヤチャンプルー

春雨と水、投入

苦みを抑えたゴーヤチャンプルー

調味料はシンプルですが、ツナとかつおぶしからダシが出ます

苦みを抑えたゴーヤチャンプルー

卵は真ん中である程度固めてから全体に混ぜる

苦みを抑えたゴーヤチャンプルー

完成!

 

難しいことは一切していません。私は下処理は軽くゆでる派ですが、ゆでるのもフライパンなのでフライパンひとつで事足ります。

あとはさらっと書きますが、私のゴーヤチャンプルーは決まって春雨を入れます!

かさましにもなりますし、味が染みて抜群においしい、さらにヘルシーなので個人的にはとてもおすすめです!

苦みを抑えたゴーヤチャンプルー

ワンポイントなのはかつおぶしで、「鰹節はゴーヤの苦み成分を強く吸引する性質があるので舌に苦いと感じにくくさせる」ことが、2008年の研究で分かっています。

ゴーヤチャンプルーでなくても、かつおぶし多めのゴーヤのおひたしなんかもすごくおいしくて食べやすいのでおすすめです!ぜひお試しください!という事でこんなところでクローズしたいと思います。

 

ゴーヤの苦み成分は他にも数十種類あるようですが、なかなか未知な部分が多く、これからという感じでもあって何か新発見が出てくるかもしれないので楽しみですね。

本日も最後までご覧いただきありがとうございました!

 

▼ゴーヤチャンプルーに春雨、ぜひ!

▼油漬けのツナ缶は油全部使う訳ではないので普通のでOKです。

▼全部使うとそれなりにデメリットがあります。参考記事。

油漬けツナの油分は体に良くない?DHAとEPAの含有量はサバ缶と大差ある?

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スプリングラム

さて、今回はラム肉レシピ編です。

今やスーパーでも手に入るラム肉(=羊肉)。豚や牛に比べるとカロリーも低く、肉は肉でも含まれる脂肪の内訳で見ると不飽和脂肪酸が多いという魅力溢れるお肉です!さらに脂肪燃焼効果のあるL-カルニチンも豊富という事で割とヘルシー要素も満載となっております!

独特な臭みが強いので好き嫌いが分かれるところではありますが、私はクセのあるもの大好きです!赤ワインとのマリアージュも最高ですし、ラム肉がおいしい季節にはしっかりと食します。

ということで、今回はラム肉の予備知識、それから炒めるだけなのに身悶えるほどおいしいジンギスカンレシピを書いていきたいと思います。よろしくお願いいたします!

 

では早速ですが、まずはラム肉予備知識です。
ラム肉とは子羊のお肉ですが、マトンとの違いって何なのでしょう?

違いは、
ラム肉→生後12ヶ月未満の仔羊肉
マトン→生後12ヶ月以上の羊肉
です。

 

ですがしかし放牧されている子羊達の生後日数を正確に管理するのは難しいので、基準値は門歯の数としているようであります。

次に独特の臭みについてですが、この匂いの元となるのは羊のエサの牧草に含まれる葉緑体のクロロフィルがフィトールという化学物質に変化して脂肪分に含まれることにより発生するもの。

それを念頭にして考えると納得のいく話で、ラム肉よりもマトンの方が匂いが強いのですが、これは大きく成長するまでに牧草をたくさん食べるからというわけですねー。

ちなみに基本的にどんな動物でもほぼ共通する事ですが、大きく成長すると肉質も硬くなりますのでラム肉の方がクセも少なく柔らかいので苦手な方の克服には断然おすすめです。

匂いの原因はフィトールだけでなく不飽和脂肪酸の酸化臭などもあるので、なるべく高温で炒めないなど気持ちばかりの工夫は可能となっております。

どうしても匂いをごまかしたい場合はローズマリー、セージあたりのハーブを使って調理すると、匂いが消える訳ではありませんがハーブの香りと調和して爽やかな香りで楽しめるはずです。この方法もおすすめですね!

 

さて、ではここから調理編です!

今回のラム肉はニュージーランド産の「スプリングラム」という事で、南半球の春(日本の秋)に生まれた仔羊さんのお肉をいただきました。

スプリングラム

スプリングラムのメリットは、牧草の栄養価が最も高い時にそれをエサとして成長して出荷されるというところ。
そもそもこういった過程を知ると普段いただいているお肉や卵、魚や野菜、なんでもそうですが、生かされている事に深く感謝の念を抱きます。
ありがたくいただきます。

【材料】

  • スプリングラム切り落とし…250g
  • 玉ねぎ…1個
  • ★フラクトオリゴ糖…小さじ2
  • ★酒…ひとまわし
  • ★醤油…大さじ1
  • ブラックペッパー…適量
  • お好みでローズマリーなどの乾燥ハーブを加えてもOK

【作り方】

  1. 玉ねぎは5mm程度の厚さを持たせて切り分けておく。
  2. ラム肉をフライパンに敷き詰めて弱火で焼く。
  3. 片面焼けたら全体をかき回して玉ねぎも加えて引き続き弱火で炒める。
  4. 玉ねぎが軽くしんなりして肉の色が変わったら★の調味料を加えて全体に混ぜ、水分が飛んだらブラックペッパーを多めに投入して完成!
スプリングラムのノンオイルジンギスカン

先にラム肉、次に玉ねぎ

スプリングラムのノンオイルジンギスカン

弱火~弱めの中火でじっくりと炒める

スプリングラムのノンオイルジンギスカン

あとは味付けするのみ

 

コツは終始弱火または弱めの中火でじっくり火を通すこと。そもそも薄切り肉なので弱火でも短時間で火入れできますし、カチコチにもならずめちゃくちゃおいしいです。

それからなんと言ってもノンオイル調理です!先にラム肉からジュワーッと弱火で脂肪分を溶かしておくことで、その脂で玉ねぎを炒めます。これ、おすすめ調理法ですね。

スプリングラムのノンオイルジンギスカン

野菜は玉ねぎのみなのでしっかりと存在感を持たせるように若干の厚みを残しておきます。
ゆっくり加熱することでたまねぎ本来の甘みが引き出され、ラムの香りがふんわり染み込んだ玉ねぎ、最高においしいです!
赤ワインにものすごく合います。ぜひ、ペアリングなどもお試しください!

という事で本日はここまでです。
最後までご覧いただきありがとうございました!

 

▼ローズマリーとラム肉に合うハーブ。お肉に合う乾燥ミックスハーブを用意しておくと何かと使えて便利

▼フラクトオリゴ糖は腸内環境の改善に良いメリットのある甘味料。甘みは弱いですがどんな料理にもコーヒーにも使えて愛用しています

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安納芋の蒸し煮

さて…

今回は初の試み、動画をアップしてみます!

以前から興味があった動画。令和になる事だし新しいことにチャレンジしてみようと思い、やってみました!(令和発表前からチャレンジし始めましたが!)

 

ということで本日はとても簡単な動画ですが、第1弾として「さつまいもの蒸し煮」の説明動画です!

 

さつまいもの蒸し煮についてはほぼ毎日実践しておりまして、そもそも米よりもさつまいもの消費量の方が多い人なくらいで我ながらプロフェッショナルです。

最近では一目見ただけで、品種問わず、ほぼ甘い、甘くない、食感、色あたりを識別できる能力を身に着けつつある神の領域に達し始めています。笑

 

そんな愛すべくさつまいもを毎日手軽に時短で食べられる蒸し煮。せいろや蒸し器も使わずお鍋ひとつあればすぐにでも実践できるおすすめ調理法のひとつです!

新生活で料理にチャレンジしたい!一人暮らしだけど野菜や芋もしっかり食べたい!今季からは自炊活性化させたい!という方にもぜひ動画を観て、実際にお試しいただけましたら嬉しいです。

 

『さつまいもの『蒸し煮』の方法!10分足らず!切って並べて火にかけるだけ!』です♪

 

 

今後も折を見て動画も作っていければと思っております。

初心者動画で申し訳ありません…今後少しづつクオリティ上げて参ります!ご覧いただきましてありがとうございました!

 

▼動画で使用しているパール金属の取っ手が取り外せる鍋。浅型、深型、フライパン共通に使える取っ手が毎日の蒸し煮野菜ライフに重宝してます!

▼動画で使用しているお塩「アルペンザルツ」。このブログでは何回も紹介していますが、お手軽価格かつ良質で容器が使いやすい構造なので愛用中。

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生姜ベースの中華風チョップドサラダ

こんにちは!

新年度となり、元号も令和に決定。何か新しい事が始まる予感を感じさせるかと思いきや、身の回りは何事もなく時が過ぎるもので、特に何かが変わることもなく平然と過ごしております。笑

 

さてそんな令和発表後一発目はチョップドサラダです!

先日、フィリップスのマルチチョッパーがあれば自力でみじん切りしなくても一瞬でチョップドサラダができるよーという記事をアップしたのですが、便利さのアピールだけで実際はただのみじん切りを皿に盛ってどや顔で終わりましたので、今回はサラダらしいものをレシピとして上げようと思います。

今回のはお肉も加わって食感も楽しい、お店で出てきてもおかしくないチョップドサラダです。

マルチチョッパーがあれば野菜を刻むことに関しては僅か数秒。自力で刻むにしてもそこまでまな板にばらけるような葉物野菜ではないので、チョッパーある方もない方も、ぜひお試しいただきたい割と自信作となっております!

また、低温調理器ユーザーならではのひとひねりも加わっていますので、健康意識もかなり高めで体に悪いものが一切入っていないサラダになっています。これからの季節さっぱりしつつも栄養価も高く腹持ちも良いおすすめの一皿、題して「低温調理サラダチキンとにんじんきゅうりの生姜中華チョップドサラダ」です。

それではレシピです!

 

【材料(1~2人分)】

  • 低温調理サラダチキン 1/2枚
  • きゅうり 1本
  • にんじん 1/2本
  • ★おろししょうが(チューブでも可) 小さじ1程度
  • ★てんさい糖顆粒 小さじ1/2
  • ★醤油 小さじ1
  • ★酢 大さじ1
  • ★ごま油 小さじ1
  • ★ラー油 2プッシュ程度
  • ★いりごま白 小さじ1~お好みで増やしてOK

【作り方】

(低温調理サラダチキンは予め用意しておく。→低温真空調理で基本のき!鶏胸肉でサラダチキンの作り方

  1. きゅうり→にんじんの順にマルチチョッパーで刻む。
  2. サラダチキンは一口大の角切りにして1に加える。
  3. ★の材料も加えて混ぜたら完成!盛り付けてから更に白ごまを振りかけると若干お店っぽくなります。

 

野菜を刻んで他の材料と合わせてドレッシングを和えるだけなので工程はいたって簡単です。

生姜ベースの中華風チョップドサラダ

野菜はチョッパーで刻み、チキンと調味料を和えるだけ

 

生姜ベースの中華風チョップドサラダ

今回の味付けは生姜ベースの中華ドレッシングの調合なのですが、これが刻まれたきゅうりとにんじん、サラダチキンに絶妙にマッチ。紛れもなくめちゃくちゃおいしいです!

野菜は程よく原型を残して刻まれるので、細かくなっても食感がフレッシュでとってもおいしいです!サラダチキンも低温調理なのでしっとり柔らかでドレッシングもよく絡みます。これをスプーンですくって一緒に食べる。うーん。我ながらこれは絶妙ですねぇ…

生姜ベースの中華風チョップドサラダ

見た目にもカラフルでそそられます!

好き嫌いが分かれる味でもないと思いますし、細かくなっているので野菜があまり得意でない方でも食べやすいと思います。辛いのが苦手な方はラー油抜きでももちろんOKです。逆に辛いの得意な方はごま油少な目のラー油多めで大丈夫です!

 

チョップドサラダの良いところはとにかく野菜が細かくなっているので生でも食べやすい。あとは何種類か一緒に食べられるので栄養価的にも食感の違いを楽しむにもとってもおすすめです。

細胞壁を壊した方が栄養価が上がる野菜もあったりしますので、よろしければこんな記事もご参照いただければと思います。

ブロッコリーを生でスルフォラファンを効率よく摂取する方法!低温調理は向いてる?

 

野菜を生で食べるメリットは他の観点からもたくさんありますので、ぜひお試しいただけましたら幸いです。

本日も最後までご覧いただきありがとうございました!

 

▼低温調理ささみでももちろんOKです!

筋すら取らずにしっとりおいしい鶏ささみの低温調理!温度と時間設定の選定基準まで!

▼冷凍食品用、フードプロセッサー用のブレードも付いててマルチに便利

▼低温調理器選びは信頼のメーカー、しっかりレビューされているものを選んでください。

▼低温調理器用、ちょうどいいサイズのおすすめ容器。私も愛用中。

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フィリップスのマルチチョッパーで玉ねぎドレッシング

こんにちは!

これを書いている3月の終わり。出会いと別れの季節、暖かくなったな春だな、と思いきや時折真冬を思い出させる寒気が流れる切ない季節…

今のは特に関係ないのですが、暖かくなってきたのでそろそろ生野菜食べる機会増えるんじゃね?ということで、今回は海外発祥で、数年前から日本でもブームが来ているスプーンですくって食べるサラダ、チョップドサラダを超手軽に自宅で作れるマシンをご紹介しようと思います!

 

先日アップした「ブロッコリーを生でスルフォラファンを効率よく摂取する方法!低温調理は向いてる?」という記事で野菜を細かく刻んで細胞壁を破壊することによって生まれる栄養素があるという話で軽く触れたのですが、使い方とかレビュー的な事は割愛したので、それらをこの記事に書いていこうという次第であります。

今回は特に栄養学には触れませんので、ふーん…と思ってご覧いただけましたら幸いです。よろしくお願いいたします!

 

さて、早速ですがご紹介するチョップドサラダ向けのマシンはこちらです。

フィリップスのマルチチョッパー

フィリップスのマルチチョッパーです!

その辺に置いて撮った写真で申し訳ありませんが、見た目かなりスタイリッシュでしてレシピも付いてるので親切ですねー。

低温調理器とかだと海外産なのでレシピは付いてても英語やら中国語やらなのでこういうところ日本仕様なのが個人的には嬉しいポイントではあります。

フィリップスのマルチチョッパー

開けるとこんな感じです。部品が少ないので後片付けも割と簡単です。

今回は上記のレシピブックに記載の玉ねぎドレッシングを作りながら写真をたくさん撮りましたので、主に写真でお届けいたします!

 

フィリップスのマルチチョッパーで玉ねぎドレッシング

玉ねぎ1/2を用意し、4分割してザルにセット。

 

フィリップスのマルチチョッパーで玉ねぎドレッシング

本体にコンセントを差して上から押し込めばスイッチON。 この量であれば5秒回せばこんな感じに全て刻めます。

フィリップスのマルチチョッパーで玉ねぎドレッシング

こんな感じですね!
刻んだものはザルの下に落ちるので刻み過ぎることがないのが特徴。

フィリップスのマルチチョッパーで玉ねぎドレッシング

レシピブック記載のオリーブオイルやら塩やらの調味料を入れて混ぜれば完成!

 

フィリップスのマルチチョッパーでチョップドサラダ

これだけで洗い物するのは面倒臭いので、ついでにキャベツとにんじんも刻んでチョップドサラダのような、みじん切りサラダを食しました。

フィリップスのマルチチョッパーでチョップドサラダ

本当はこんなキャベツばっかりじゃなくて、パプリカとか色合いの良いものなども加えてナッツとか食感の違うものもバランスよく刻むとチョップドサラダとして完成します。今回はただこんな感じに刻めるよというレビューになりますので悪しからず…

玉ねぎドレッシングだけだったら5分もあれば完全に完成するのでとても便利!醤油とかごま油とかで和風たまねぎドレッシングとか、アレンジも効くのでドレッシングづくりしたい人にも個人的にはかなりおすすめです。

 

普通のフードプロセッサーとの違いはとにかくザルの上に食材をセットして、約1cm角に刻めたものは下に落ちるから細かくなり過ぎず粗みじん切りの状態で均一に刻めるという点。

刻み過ぎれば野菜から水分が出てびちゃびちゃになりサラダとしては仕上がりませんが、やってみると分かりますがほぼ水分は出ずに全体的にパラッとお皿に盛れますので若干細かめではありますが、すごく手軽にチョップドサラダが出来ます。

 

洗い物に関してもそこまで面倒ではありません。

フィリップスのマルチチョッパーの洗い物

パーツはこれだけなので刃の部分だけ洗う際に気を付けていただければ手間ではないです。

 

ちなみに機種にもよりますが私が持っているのには上記のチョッパー用の他にこんな2種類のブレードが付いてまして、

フィリップスのマルチチョッパーの付属ブレード

左側が氷とか冷凍フルーツ冷凍野菜なんかを刻めるブレード、右側が普通のフードプロセッサーとして使う際のブレード。使用用途に分けて何でも刻めるのでこれひとつあればほぼ困ることはないという。コスパ高い。

ただ旧型だと冷凍ものを刻めるのが付いてないとかあるので、購入する際には何種類のブレードが付いてるかはよく確認してくださいね。

ということで大体の使い方とか使った感じでした!

 

洗い物は少ないとはいえ出るものは出るのでそれが面倒という方はいらっしゃるとは思いますが(私も出ないに越したことはないと思ってますが…)、なによりこれだけ良い感じの大きさに均一に刻もうとしたらまな板からこぼれ落ちるわ時間はかかるわで、私だったらチョップドサラダ食べません!笑

野菜の栄養素を効率よく食べるには加熱するか破砕するかなんて言われていますが、野菜にもよりますがやっぱり生で食べることによって得られる酵素のメリットは大きいので、手軽に生野菜を食べるという部分においてはすごく重宝しています。あとは餃子の具材刻むのなんかにもすごい便利ですからね!

 

フードプロセッサー選びのご参考になりましたら幸いです。

ということで本日はここまでです。最後までご覧いただきありがとうございました!

 

▼フィリップスのマルチチョッパー

▼フタとか刃にくっついた野菜を取るのにこれがあるととても便利

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メカジキ(カジキマグロ)の低温調理

こんにちは!今回は久々に魚の低温調理記事です。よろしくお願いいたします!

では早速、今回低温調理したのはメカジキ(カジキマグロ)

どこでも手に入りやすいうえに、主に海外からの輸入品なので冷凍で送られてくるその過程でアニキサスの殺菌済みとなっているお魚。(国産品の場合は別)

以前につっしーさんのレシピ再現で自家製ツナづくりの際にも使ったお魚ですが、今回はツナにはせずシンプルにおかずとしての一皿、赤ワインのおつまみとしても抜群においしい低温調理メカジキソテーとして仕上げていきます!

つっしーさんの自家製ツナ再現記事はこちら→【つっしーさんのレシピ再現】低温調理で自家製ツナ作り!

 

今回はブライニングすることもなく、特になんのコツも手間な工程もありませんのでごゆるりとご覧いただけましたら幸いです。

ということでこちらのメカジキを低温調理していきます!

メカジキ(カジキマグロ)

それではレシピです。

 

【材料(2人分)】

  • メカジキ(カジキマグロ)…2枚
  • オリーブオイル…大さじ1
  • 塩…上記総量の0.9%
  • 魚料理用ミックスハーブ(あれば)…少々
  • ブラックペッパー…適量

【簡易バルサミコソース】

  • 完成後、袋に残ったオイル
  • 醤油…大さじ1くらい
  • バルサミコ酢(赤)…大さじ2くらい
  • みりん…気持ち程度
  • にんにくチューブ…少々

【作り方】

  1. 低温調理器を60度で30分に設定する。
  2. メカジキはキッチンペーパー等で表面の水気を取ってフリーザー袋に入れる。その他の材料も袋に加える。
  3. 低温調理器が設定の温度になったら浸水法で袋を真空状態にしてお湯に沈めて出来上がりを待つ。(すぐに食べずに翌日まで冷蔵庫で保存してもOK)
  4. 食べる際にメカジキをフライパンに移し、表面をバーナーで炙って完成!
  5. メカジキを取り出し、引き続きフライパンて簡易バルサミコソースの材料を半量になるまで煮詰めればソースも完成。

 

写真でダイジェストします。

メカジキ(カジキマグロ)の低温調理

材料をフリーザー袋に入れて準備。

メカジキ(カジキマグロ)の低温調理

60度で30分。
写真は一緒にサーモンも調理中ですが、手前がメカジキです。

メカジキ(カジキマグロ)の低温調理

このような感じに火入れできますー。

メカジキ(カジキマグロ)の低温調理

バーナーで表面を炙ります。

メカジキ(カジキマグロ)の低温調理

続けて簡易バルサミコソースを煮立てる、と。

メカジキ(カジキマグロ)の低温調理

お皿に盛ったらブラックペッパーを振って完成!

 

後がけブラックペッパーをミルでガリガリやって多めに振るとおいしいです。

しっとり柔らかくて箸もするっと入りますが、食感はしっかり残っていて絶妙においしい!バルサミコ酢との相性も本当に良いです!魚臭さもありません。

メカジキ(カジキマグロ)の低温調理

このようにしっとりほぐれます…美味…。

 

今回は60度で30分という低温調理器の設定で、これはツナづくりの時と同じです。魚のタンパク質の変性温度は20度と言われていて、45度を越えたあたりから硬くなり始めます。

つまりは、今回の設定だとしっかりと食感が残る感じに仕上がるのですが、いわゆる「サーモンのミキュイ」みたいな、フレンチなんかで出てくる半生の状態にしたいという方は45度近辺のギリギリのところを攻めれば良いということです。

ただ私は半生状態は苦手なのと、あまりギリギリのところを攻めるのはちょっと気後れするというのがありまして、確実に火入れはできるもののしっとりと柔らかい状態が目標となっております。もっとレアな状態が良い方は、温度調整してください。

 

表面は仕上げにバーナーで炙っていますが、なければフライパンで短時間軽く焼き付けてもOKです。低温調理しただけだとソテーというよりは蒸した魚という感じなので、表面を仕上げだけ一気に高温で焼き付けてメイラード反応を起こしてあげるとソテーとなり一段と風味が良くなりますよー。(メカジキはそこまで見た目に変化起きませんが)

使ってみると分かりますが、できればバーナーがおすすめではあります。

ということで本日はここまでです。最後までご覧いただきありがとうございました!

 

▼低温調理器選びは信頼のメーカー、しっかりレビューされているものを選んでください。

▼低温調理器用、ちょうどいいサイズのおすすめ容器。私も愛用中。

▼バーナーはイワタニさんのカセットガスならワンタッチで取り付けられます!

▼バルサミコ酢と使いやすいパッケージがおすすめの岩塩、アルペンザルツ

▼オリーブオイルは原材料がちゃんと「エキストラバージンオリーブオイル」なものを選んで

▼ご参考までに、ジップロック

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シャトルシェフで野菜ポトフ

こんにちは、本日もご来訪いただきありがとうございます!

当ブログでは最近サーモスのシャトルシェフのレシピ記事をちょこちょこ上げています。いや…本当素晴らしい調理器で今では低温調理器と三種の神器となっていますからね~。二種か。笑

サーモスならではの保温力を活かした保温調理で手間と時間、さらには光熱費も大幅に節約になる素晴らしい調理器なのですが、今回はここまで使って実感した素晴らしさとちょっとした注意点を書いていこうかなと思います!

まずシャトルシェフについておさらいです。

シャトルシェフとは内鍋と真空保温鍋のセットになっている調理器。サーモスの保温力を活かして一定時間沸騰させてから火から下ろした内鍋を鍋ごと真空調理鍋に入れて保温力で調理するというもの。

保温調理中は弱火で煮込んでいる状態なので、沸騰して具材同士がぶつかり合って煮崩れすることもなく、一番素晴らしいのが保温調理中は光熱費ゼロという部分!長時間煮込み続けて柔らかくなる肉や根菜も5分10分の沸騰時間だけのガス火やIHで済んでしまうという節約のプロ調理器なんですよねー。

さて、そんなシャトルシェフなのですが、実際どれくらいの保温力があるのか問題です。

これに関してはサーモスのシャトルシェフの製品情報ページに詳しくあるのですが、室温20度で95度の鍋を保温した場合、6時間経ってもまだ60度を下回らないような保温力!なので夜調理して朝まで寝てもまだ全然温かいんですねー。すごいとしか言いようがない。

ここで注意点なのですが、いくらシャトルシェフでも永遠に保温される訳ではなく、徐々に徐々に温度は下がっていくので入れっぱなしにしておけば、ぬるくなった温度帯も長く持続されます。

低温調理と同じような原理ですが、60度以下の温度になると細菌が活発になるので食中毒防止に夏場で6時間、冬場ならもう少し早めに取り出した方が良さそうです。

この生ぬるい温度を長時間継続できる原理が活きるのが最近私がヘビロテしている米麹甘酒ですね。上手に活用すれば発酵食品づくりにも最適です!

 

もうひとつ予備録です。

こちらもシャトルシェフのよくある質問に上がっているのですが、購入検討時の容量選びの際は「大は小を兼ねない」!

実際私は大は小を兼ねると思って大きい方を購入したので言える口ではないのですが…笑

容量2.8Lで3~5人用、容量4.3Lで4~6人用と大小あって、大きいからかさばるかと思いきや、直径はどちらも19.5cmで高さが出るだけのシャトルシェフ。だったら大きい方買っとけば間違いないよねと思ってしまいがちですが、ここが落とし穴。

大きい容量の鍋に半分も満たない量の具材と煮汁で調理して保温すると、保温力が低くなってしまいます!

大量に作ることが多いのであれば大きい方を、少量づつ作ることが多いのであれば小さい方を買って、それぞれ8分目ラインくらいは入れて調理するのがベストです。私は野菜とか色々常に一定量大量にまとめて作るので大きい方で問題ありませんでしたー。

下の写真はただただ余っている野菜をひたすらざく切りにして、沸騰後5分煮てから保温調理したポトフのようなものですが、元は鍋の8分目くらいまで入っていました。それがこんなにカサが減るんですよねー。

キャベツの芯もにんじんも、噛む必要のないくらい柔らかく煮えますよー!

シャトルシェフで野菜ポトフ

 

という事でシャトルシェフを使ってみて分かった事、注意点などを簡単にまとめてみました。

便利で節約できる事に加え、なにより野菜もお肉も芯まで柔らかくおいしく煮込めることは他の記事で書いていますのでよろしければご覧いただけましたら幸いですー。

本日も最後までご覧いただきありがとうございました!

 

■関連記事を一部ご紹介

・米麹甘酒なら、サーモスのシャトルシェフで真空保温調理!感動的においしい米麹甘酒できました!

・スペアリブなら、シャトルシェフの煮込み和風スペアリブレシピ!保温調理で放置で完成、さらに節約!

▼シャトルシェフ大・小

 

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あとは火を止めて保温調理鍋に入れて放置するのみ!

こんにちは、ご来訪いただきありがとうございます。

さて、ついに今シーズンの初雪を体感しました!そんな冬の日に温まるシャトルシェフの煮込み和風スペアリブレシピについて書いていきたいと思います。

まず今回はこちらのサーモスのシャトルシェフレシピを参考にしました。→サーモス シャトルシェフレシピ 和風スペアリブ

ですがほとんどの工程を省いて一瞬焼いて煮て放置するだけにして、それでも相当おいしかったのでレシピから書こうと思います。

 

【材料】

  • スペアリブ(豚肉)…350gくらい
  • 大根…中1/2本
  • ★輪切り唐辛子…1本分くらい
  • ★水…500ml
  • ★無添加和風だし顆粒…小さじ2くらい(ものによって異なる)
  • ★てんさい含蜜糖…大さじ2
  • ★醤油…大さじ3
  • ★酒…大さじ1

【作り方】

  1. シャトルシェフの内鍋に少量のオリーブオイルを熱してスペアリブの表面を弱火で焼いて焦げ目をつける。
  2. 大根を2cm幅くらいにスライスして加える。
  3. ★の材料を入れて沸騰させ、沸騰後10分煮る。
  4. 火を止めて保温調理鍋に入れて数時間放置して完成!寝ながら冷めるまで待ってOK。

煮汁の量は大根が浸る量に調節していただければ大丈夫です。

これ、この工程なのにしっかり濃いめの煮汁がスペアリブに染みわたり、スペアリブのコラーゲンが見事に溶け出して柔らかくなり、それも含んだ煮汁が大根に染みわたって完璧な煮あがりになるんですー!めーちゃくちゃおいしい。

では画像でダイジェストします!

シャトルシェフの煮込み和風スペアリブレシピ

スペアリブと大根を用意。

シャトルシェフの煮込み和風スペアリブレシピ

まずはスペアリブの表面を弱火で焼く。

シャトルシェフの煮込み和風スペアリブレシピ

大根と煮汁を加えて沸騰させます。
沸騰させたら10分煮ます。 あとは火を止めて保温調理鍋に入れて放置するのみ!

シャトルシェフの煮込み和風スペアリブレシピ

見事な完成度!これぞお見事!

あとは火を止めて保温調理鍋に入れて放置するのみ!

全て染み渡ってますねー。

あとは火を止めて保温調理鍋に入れて放置するのみ!

お肉ホロホロです!

 

スペアリブ独特のコクのあるまろやかな脂がしっかり濃いめの煮汁に溶け出しています!

スペアリブはコラーゲンが多い肉の部位なので、柔らかくするには長時間煮込んで固い繊維質を壊して肉質自体を柔らかくするというのがコツ。

▼詳しくはコラーゲンの多い肉の部位をおいしくする法則についての記事参照

コラーゲン豊富な牛すねや牛すじの低温調理、ゼラチン化させて柔らかくするための温度設定は?

 

シャトルシェフの保温調理中は沸騰させずに弱火でコトコト煮込んでいる状態なので、ガスも電気も使わないのにこんなにも柔らかくホロッホロの仕上がりになるという!なんて素晴らしいんでしょうか。しかもなによりめちゃくちゃ節約かつ放置するだけです。

元のレシピはお肉を焼いて、いったん取り出して、という工程がありますが、これだけの工程に省いても悶絶級のおいしさでした。本当に手間要らずなので忙しい人にこそ、ぜひとも試してみてほしいです。

ちなみに前回の記事のオレンジトロピカーナ割りシェリー酒と一緒にいただいたのですが、柑橘とクセのあるシェリー酒とのマリアージュが恐ろしく素晴らしい相性でした。強めのお酒との相性もぴったりです!

という事で本日はここまでです。最後までご覧いただきありがとうございました!

 

▼シャトルシェフの使い方に関しては米麹甘酒の記事に書きましたので併せてご覧ください!

サーモスのシャトルシェフで真空保温調理!使い方は簡単でしっかり発酵!米麹甘酒レシピ

▼今回くらいの量であれば小さい方でもOKですが、柔らかく芯まで煮えるのでたくさん作っても結構食べらちゃう。

▼てんさい含蜜糖。腸内環境にも良いので白砂糖からの切り替えを推奨します。

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