豚ヒレ肉の低温調理香草焼き

こんにちはー。本日も低温調理についてお付き合い、よろしくお願いします!

さて、今回は「豚ヒレ肉の香草焼き!低温調理+バーナーで簡単レシピ」でございます。

そもそも豚ヒレ肉は脂身がほとんどない肉の部位で低温調理に非常に向いている食材。

基準値までしっかり火入れして、さらに火入れ後は殺菌も兼ねてクッキングバーナーであぶって表面をこんがりさせて香草「焼き」にします。短時間にメイラード反応を起こして風味良く、でも肉質は変性せずに中身は柔らかくジューシーに仕上げますよー!

久々にレシピ的なものをしっかり書いてみようと思います。笑

 

【材料(作りやすい量)】

  • 豚ヒレ肉…400gくらい
  • オリーブオイル…全体に付着するくらいの量
  • 塩…上記総量の0.9%の量
  • ハーブミックス…0.5g

【作り方】

  1. 低温調理器を61度で2時間にセットする。
  2. 材料全てフリーザー袋に入れて全体を軽く揉みこむ。
  3. 設定温度になったら浸水法で袋を真空状態にしてお湯に沈めて終了を待つ。
  4. お肉を取り出してバーナーで表面を炙って完成!
  5. 袋にたまった肉汁はフライパンでバルサミコ酢、醤油、みりん少々と一緒に軽くひと煮立ちさせてタレを作る。

改めてシンプルな工程です。低温調理器さんに感謝です!

では写真でダイジェストします。

豚ヒレ肉の低温調理香草焼き

豚ヒレ肉の低温調理香草焼き

材料すべてフリーザー袋へ

豚ヒレ肉の低温調理香草焼き

低温調理器で61度2時間後

豚ヒレ肉の低温調理香草焼き

バーナーで表面を炙る

豚ヒレ肉の低温調理香草焼き

簡易ソースをつくる

豚ヒレ肉の低温調理香草焼き

完成!

豚ヒレ肉の低温調理香草焼き

断面。きれいなピンク色です!

 

ものすごーくおいしかったです…。火はしっかり通っているものの、たんぱく質が変性していないので水分逃さずしっとり柔らかジューシーです!

さらに今回ハーブミックスと一緒に低温調理し、完成後にバーナーで炙ったので香草が焦げて香りがふわっと立ちました!たんぱくなお肉+爽やかさがたまらんです。簡易ソースのバルサミコ酢との相性も抜群で赤ワインとしっかりマリアージュです!

ということでやっぱり脂身の少ないヒレ肉は低温調理との相性抜群でした。ハーブミックスはそんなに大量に使うものではないので少量のものをひとつ常備しておくと便利です。

本日はここまでとさせていただきます。最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

▼お肉用ハーブミックス

▼低温調理器リンク。しっかり温度管理ができる信頼できるものを確実に選びましょう。

▼低温調理にぴったりなおすすめ容器

▼バーナーはイワタニさんのカセットガスならワンタッチで取り付けられます!

▼バルサミコ酢と使いやすいパッケージがおすすめの岩塩、アルペンザルツ

豚肩ロース塊肉の低温調理

こんにちは!本日関東では夕方から雪が降る予報でしてそわそわしているのですが、やはり朝から気温は低めです。帰りはともかく明日朝の電車がちょっと心配です…。

さて、今回はタイトルの「豚肩ロース塊肉の低温調理チャーシュー、レシピの重要性を知る…」が物語っていますが、ちょっと後悔の残る低温調理だった記事になります。

まず、前回大成功だった記事はこちら→豚肉肩ロースブロックの低温調理!BONIQレシピ参考で絶品チャーシュー

BONIQ(ボニーク)さんのレシピを参考にさせていただきとてもおいしく完成したのですが、今回手間を省いて完全に適当に作業したところ、見事に別物の仕上がりとなりました。

これだけ出来栄え変わるよ!という良い比較になるかと思うので記事にしていきます!

 

今回勝手に省いてしまった手間は以下の通り。

  • 漬け込み液の量削減、煮立てる事も割愛
  • 漬け込み液に一晩漬けることなくいきなり低温調理へ
  • 同じ豚肩ロース塊肉でも脂のサシの入り方が違うのを完全に無視した

うーん…我ながら重要なところを完全にスルーしましたねぇ…。

つまり今回こんな感じで調理しました。(お手本にならないので参考にしないでください

豚肩ロース塊肉の低温調理

豚肩ロース塊肉

豚肩ロース塊肉の低温調理

煮汁を煮立てず、さらに量も極限まで減らしてフリーザー袋へ

豚肩ロース塊肉の低温調理

浸水法で袋を真空状態にし、63度で1時間40分低温真空調理。

豚肩ロース塊肉の低温調理

見栄えは良い感じになりました。

豚肩ロース塊肉の低温調理

お肉はバーナーで表面を炙ってメイラード反応を起こします

豚肩ロース塊肉の低温調理

この時点で結構な脂のサシだと気付きました…。
火入れ自体はしっかりできていますが脂身が溶けた感じがあまりしない…。

豚肩ロース塊肉の低温調理

煮汁を煮立ててタレとしてかけて一応完成!
そこまで問題はなさそうですが…

 

という事で見た目上そこまで問題なく完成しました。

ですが、食べた感じとしては、

  • 味が染みこんでいない(漬け込んでないから、煮汁の量も足りない)
  • 脂身の部分が調理時間足りなかった(脂身の多い部位は長時間調理が基本、せめて4時間くらいやれば良かった?)
  • 無機質な感じ

という具合でした。うーん…ちゃんとやれば良かったなー。ですが赤ワインとのマリアージュでなんとかおいしくいただきました。

前回の豚肩ロースブロックは脂身がかなり少なくて柔らかめだったので、その調子で勢いよく今回もやってしまったのですが、どういう肉の部位なのか、どういう設定で調理するのか、ちゃんと計画するのは大事だと痛感しました。

失敗を重ねて大人になるのが人間なので、これを糧にまた美味しい肉の調理を開発すべく成長したいと思います。笑

という事で参考にしていただく用の記事ではないですが、レシピの工程を割愛するとこういう失敗に繋がるからおすすめできませんよーというお話でした。ネット上では失敗したという記事の方がむしろ少ないのでこういう記事もたまにあっても良いのでは…ないでしょうか。笑

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

▼併せてぜひ。袋を手軽に真空状態にする方法、浸水法のリンク。

「浸水法」とは?真空にする理由、真空状態にするためのコツ!

▼低温調理器リンク。しっかり温度管理ができる信頼できるものを確実に選びましょう。

▼低温調理にぴったりなおすすめ容器

▼バーナーで炙ることにはメーラード反応を短時間に集中的に起こせるというメリットがあります。

低温調理チャーシュー完成

こんばんは!低温調理器やシャトルシェフの保温調理のおかげでルーティーンな家事の手間を大幅に減少させられたおかげもあり、今日は休日でしたが早い時間から他の事をする時間が作れています。

料理以外の家事に関しても、どうやったらもっと効率よく手間が省けるようになるか…とか常に考えて実践しながら暮らしているのですが、ここまでくるともはや誰かと一緒に生活するとか…無理じゃね?と感じ始めています…。

どのタイミングで洗濯機回すかとか、干し方、畳み方、しまい方まで毎回思考を巡らせながら…こういう人が妻だったら相当リラックスできないですよね。笑

1人で勝手に思いのままに色々好き勝手試して成果出して喜んでますけど、これって1人だから何のしがらみもなく出来てるんですよね…。この性格で両立って難しいものがありそうです。

 

さて、ここまでの話はもはや本題と全く関係ありません!

さて今回は、豚肉肩ロースブロックの低温調理!BONIQさんレシピ参考で絶品チャーシューです!

BONIQさんを参考にさせていただきましたが、大幅に簡略化しているので同じものが出来上がっている訳ではありませんが、パクリのようなものですのでBONIQさんのレシピリンクを貼って、ここでの記載は控えておきます。

虜になっちゃう自家製チャーシュー

 

写真をたくさん撮りながら進めましたので、工程とともにご覧ください。

豚肉肩ロースかたまり

豚肉肩ロースブロック

漬け込み液を作る

漬け込み液を作る。本家は三温糖ですが、てんさい含蜜糖顆粒を代用しました。

一晩マリネする

フリーザー袋をなるべく真空状態にして一晩マリネします。

一晩マリネしたもの

一晩マリネしたものがこちら

豚肩ロース肉かたまりの低温調理チャーシュー

マリネしたお肉は常温に戻してから浸水法で袋を真空状態にし、63度で1時間30分低温調理します。

低温調理したもの

低温調理したものがこちら

バーナーで炙る

袋からお肉だけ取り出してバーナーで表面を炙ります

低温調理チャーシュー断面

断面です。くすんだピンク色!

低温調理チャーシュー完成

タレはフライパンで軽く温めなおして一緒に器へ!完成!

 

ということで出来ましたー!BONIQさん公式では「漬け込み液を作る工程の最後に長ねぎを入れてひと煮立ち」がありますが、すみません、そもそも長ねぎがなかったので今回はスルーさせていただきました。

実食してみますと、おいしいーーっ…!!泣

まずお肉は当然のごとくやわらかしっとり!お箸で持ち上げた時にしなるしっとり感です。

63度で1時間30分という設定は自分でも厚みとか考慮して計算しましたが、やはり安心ゾーンかつベスト設定なのかと思います。

そしてタレ。お見事です。何も言う事がありません。長ねぎ使ってませんが臭みなど全くない仕上がりに完成しました。

一晩マリネしたことでお肉に味がしっかり染みているのでごはんのおともにもピッタリではないでしょうか!丼にしても間違いないやつですねこれは。

という事で1人二日間でペロリと食べきってしまいました。もちろん他に野菜も芋も食べてますので、この人いつも肉ばっか食べてて大丈夫なの?の疑問に関しては特に問題ありませんのでご心配なく。笑

という事でいかがでしたでしょうか。本日はこの辺でドロンしたいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました!

 

▼併せてぜひ。袋を手軽に真空状態にする方法、浸水法のリンク。

「浸水法」とは?真空にする理由、真空状態にするためのコツ!

▼参考にさせていただいたレシピ元のBONIQの低温調理器はこちら。希少な国産低温調理器で仕様書やアフターフォローなども日本語なので安心です。

▼他の低温調理器リンク。しっかり温度管理ができる信頼できるものを確実に選びましょう。

▼低温調理にぴったりなおすすめ容器

▼バーナーで炙ることにはメーラード反応を短時間に集中的に起こせるというメリットがあります。

チリ産鮭切り身の低温調理

こんにちは!本日関東は夜から雪の予報となっています。初雪、本当に降るのか…?

さて、そんな寒い本日にあまり温かくなさそうで申し訳ありませんが、低温調理ネタです。

以前より魚の低温調理についていくつかアップしていますが、今回は3度目の鮭の低温調理です。設定温度設定を上げてみたらどうなったか、その部分だけに着目していただけましたらという感じです。

という事でまずは前回の鮭の低温調理記事は、魚もおいしく低温調理!旬の秋鮭を放置するだけ簡単調理

この記事だと55度で40分の設定でした。国産の秋鮭、今回のはチリ産の鮭切り身なので、若干素材の違いはありますが油分がチリ産のが多いくらいでそこまで変わりなしです。

 

レシピ的なのは上記記事と同じなので割愛します。

今回は、61度で30分低温真空調理しました。他の袋で鶏胸肉と一緒にまとめて低温調理した途中で鮭だけ取り出したかたちです。

鮭と鶏胸肉をまとめて調理できるなんて私にとっては改めて夢のような便利調理器ですねー!

チリ産鮭切り身の低温調理

うんうん。見た目はこんな感じです。アスタキサンチン色が素敵なオレンジ色に仕上がりました。

袋に一緒に入っているのはお決まりのオリーブオイル、塩0.9%と乾燥バジルとブラックペッパーです。

そして実食ですー!

チリ産鮭切り身の低温調理

まず食感。温度高めなので前回の55度の時に比べてだいぶしっかりした食感になってます!

しっかりとは言え硬いという訳では全くなく柔らかいです。むしろ前回の55度だと個人的にはやわやわ過ぎた感があるので今回の方が好みです!めちゃくちゃおいしいです!

まとめると、55度だとやわやわ、弾力がない感じ。61度だと柔らかいけれど若干のもっちり感が出ていい感じです。この辺りはお好みですね。とってもおいしくいただきましたー。お好みの設定を見つけると良いかと思います。

さて、という事で本日はここまでです。最後までご覧いただきありがとうございました!

 

▼併せてぜひ。袋を手軽に真空状態にする方法、浸水法のリンク。

「浸水法」とは?真空にする理由、真空状態にするためのコツ!

▼低温調理器はしっかり温度管理ができる信頼できるものを確実に選びましょう。温度が下がってて食中毒とか、年明け早々絶対避けましょう。

▼低温調理にぴったりなおすすめ容器

▼完成後、炙るとより良いです。その際にはぜひクッキングバーナーを。

穀物肥育牛もも(しんたま)の低温調理

こんにちはー。日差しはあるものの寒い日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか、本日もよろしくお願いいたします。

さて、久々に低温調理ネタです!先日スーパーに行ったら新春初売り的な特売最終日あたりだったらしく、こちらをゲットしましたー。

穀物肥育牛モモステーキ

穀物肥育牛モモステーキですねー。もも肉の中でもしんたまという希少部位です!グラスフェッドでないですがとっても良さそう!

という事でこちらを低温調理して食べてみました。

…なのですが、私、筋切りすることもなく、たたく事もなく、低温調理すれば柔らかくなるでしょ!という独断でいつも通りやってしまったせいか、異様に硬い仕上がりになってしまいました

レアに仕上がっておいしいんだけれどなぜか異様に硬いという。調べてみるとしんたまは内ももの部位で繊維多めの硬い赤身肉という事だったので、あー、ちょっと工夫すればよかったかなーと少し後悔。

普通に低温調理しただけなので特にレシピではありませんが、写真とともにお送りしたいと思います!

穀物肥育牛もも(しんたま)の低温調理

まずはオリーブオイルと総量の0.9%の塩、にんにくとともにフリーザー袋へ。

穀物肥育牛もも(しんたま)の低温調理

浸水法で袋を真空状態にし、58度で1時間低温真空調理。

浸水法のやり方はこちらをご参照ください→「浸水法」とは?真空にする理由、真空状態にするためのコツ!

穀物肥育牛もも(しんたま)の低温調理

するとこんな感じに火入れできます!

穀物肥育牛もも(しんたま)の低温調理

表面をバーナーであぶってメイラード反応を起こします。

穀物肥育牛もも(しんたま)の低温調理

続けてフライパンで袋に残った肉汁とバルサミコ酢、フラクトオリゴ糖、醤油、みりんを煮立てて簡易ソースを作る、と。

穀物肥育牛もも(しんたま)の低温調理

お肉はこんな感じにー!あぶったのでとてもいい香りします!

穀物肥育牛もも(しんたま)の低温調理

はい。という事でこんな感じにレアな仕上がりです!赤身が美しい!

実食してみると前述したようにおいしいんだけれども硬いという…。非常にジューシーで肉汁や水分が逃げている訳ではないのですが、やはり肉質が硬いのですね。うーん…次回への改善点となります。

ですがしっかり噛みしめながらおいしくいただきました!これはこれで良しとしておきます!

 

という事で、完璧に仕上げるにはあまり参考にならないですが、何かのご参考になれば幸いですー。

最後までご覧いただきありがとうございました!

 

▼低温調理器はしっかり温度管理ができる信頼できるものを確実に選びましょう。温度が下がってて食中毒とか、年明け早々絶対避けましょう。

▼低温調理にぴったりなおすすめ容器

▼クッキングバーナー

煮込み用牛すね肉

こんにちは、メリークリスマス!

特に変わった事はなく、クリスマスとは相反した記事を書きますが何卒よろしくお願いいたします。笑

 

本当にクリスマスと無関係なのですが、以前に牛すね肉を低温調理した記事をアップしたのですが、あまり踏み込んで書かなかったので今回詳しく書いておこうと思います。

他の肉の部位とは違って温度設定や時間などガラッと変えなければならず、低温調理と言えど、むしろ言ってしまえば低温調理の原理と真逆の原理で柔らかく火入れしているのですが、そのあたりについてお伝えしていきたいと思います。

なかなかすじとかすねとか、こういった部位について詳しく書いているブログがなくこちらのブログにいらっしゃる方が多いようですので、この記事で色々と気持ちがスッキリしてもらえるよう分かりやすく書いていきたいと思います!

 

まず、低温調理する際に必要な事は、調理する肉はどんな部位なのか一度確認する必要があります。

確認するのは以下。

  • 脂肪分の少ないたんぱくな肉の部位か
  • コラーゲンの多い硬い肉質か

脂肪分の少ないたんぱくな肉の部位であれば平常通りの低温調理の温度と時間設定で考えていきます。

ですが、コラーゲンの多い肉質の場合には一度立ち止まる必要があります。ここですね!牛すじや牛すねはコラーゲンが多い肉質に当てはまりますね!

平常通りの低温調理が肉を柔らかく仕上げる原理としては、アクチンが変性し始める温度(65.5度)より低い温度で長時間加熱して、水分を保持したままの状態で火入れを完了させるというものです。

では次に牛すじや牛すねなどのコラーゲンの多い肉質の調理の場合、肉を柔らかくするためにはコラーゲンがゼラチン化する温度(75度~85度)で長時間加熱しなければいけません。

コラーゲンがゼラチン化する=コラーゲンが分解されるという事です。

つまりはこれらの肉の部位をアクチンが変性し始める温度(65.5度)で加熱し続けてもコラーゲンが分解されずにいつになっても硬いまま、という状態になってしまうのです。なので、牛すねを調理した際には設定を低温調理というものの高温層にした訳なんですねー。水分が抜けるのは仕方ないとしてとりあえずコラーゲン分解してそもそも柔らかくしよう!という原理。

まとめると全く逆の発想で、

  • たんぱくな脂肪分の少ない肉の部位→低温調理で水分を保持したまま火入れして肉本来の柔らかさを保ったままフィニッシュさせる
  • コラーゲンの多い部位→水分は抜けるが、コラーゲンを分解してゼラチン化させることによって肉を柔らかくする

という事です。お分かりいただけましたでしょうか?

牛すじも牛すねも煮込み料理に使われているのは理にかなっている、というかなされるべき調理法によって適した料理で日頃食べていたんだなーと感じていただけましたら幸いです。牛すじの焼き鳥!とか牛すねのステーキ!とかあんまり聞いたことないですよね。

 

という事で今回はコラーゲンの多い硬い肉の部位はどうしたら柔らかく調理できるのか、その原理をお伝えしたのでここまでとなります。

比較的高温でじっくり煮込んで、煮汁まで余すところなくおいしくいただける煮込み料理で寒い冬に温まりましょう!

本日も最後までご覧いただきありがとうございました!

 

▼併せてご覧いただけましたら幸いです。

低温調理で牛すね肉柔らかく加熱してみた!からの体に優しい無添加ビーフシチュー!

▼買うならぜひのおすすめ低温調理器

ささみの低温調理

こんにちはー。年末年始休みまであと一歩です、毎日寒いですがとりあえずなんとか休みまで乗り切っていきましょう!

さて、本日は久々に低温調理やってみた編をお送りします。

やってみたといってもそこまで実験的要素はないのですが、調理したお肉はこちらです!

国産若鶏ささみ肉

鶏ささみです!グラム49円でむね肉と同じ値段になってました!なんと素晴らしい。むね肉も買いますがこうなったらささみも食べますよね。

ささみと言えばヘルシーで高たんぱく、チーズと大葉と巻いて子供のお弁当に…というイメージが強いですが、私は究極的におひとりさまでいかにおいしく仕上げるか、とストイックに調理している身なので、いつもどおり科学的に適切な温度と時間で加熱していただくスタイルです。笑

今回結構量入っているのを買ってきたのでシンプルに全部まとめて低温調理してしまいましたー。

【材料】

  • ささみ…10本位で468g
  • オリーブオイル…ささみ全体におおめにまとう量
  • 塩…上記総量の0.9%
  • ブラックペッパー…お好みの量

【作り方】

  1. 低温調理器を60度で1時間にセットする。
  2. 材料全てをフリーザー袋に入れる。
  3. 設定温度になったら浸水法で袋を真空状態にしてお湯に沈めてあとは待つのみ!

今回も写真でダイジェストしてみましょう。

ささみの低温調理

ささみの低温調理

ささみの低温調理

あとがけブラックペッパーとアルペンザルツ(塩)レモン汁がかかった状態です!やっぱり固くならずにしっとりしていておいしいですねー!

あ、筋すら取っていませんが筋の存在に全く気付くことなくおいしくいただけましたよー。

 

鶏胸肉の低温調理と同じ感覚ですが、肉の厚みがだいぶ違うので設定温度を1度下げています。

他は特に何も変わったことがないので、今日は少し温度設定選定基準について書いて終わりにしたいと思います。

 

まず、今回鶏ささみなので厚みが1.5cmとしますと、肉の中心部が水温と同じ温度に到達するのがお湯に沈めてから35分後。

鶏肉にいるサルモネラ菌とカンピロバクター菌を殺菌すべく、最低56度以上での調理が必要。私は安心して食べたいので鶏肉に関しては60度以上で加熱しているので今回は60度に。

60度だと12分は最低加熱が必要なので、35分+12分=47分は必須。ここに保険をかけて60分、という訳です。

そもそもしっかり温度管理ができている事、オリーブオイルを入れて、真空状態にして、熱の通りが均一で正確であることが大前提ですが、こんな感じで基準値ははじき出せます。

 

いかがでしたでしょうか、そもそも料理写真がささみ丸ごとドカーンとお皿に乗せたものな事を若干反省しております…笑

スライスするなり、チーズのせて部分的にかるく炙って焦がしたり、そんな感じにするとより食べやすく、おいしくなるかと思います!

むね肉以上に高たんぱくなささみ肉、低温調理ならば平常通り簡単放置で手軽に食べられますのでぜひぜひ!

それでは本日はここまでです。最後までご覧いただきありがとうございました!

 

▼低温調理器選びは信頼のメーカー、しっかりレビューされているものを選んでください。

▼低温調理器用、ちょうどいいサイズのおすすめ容器。私も愛用中。

▼こんな便利なのあったの?な意外とおすすめなアイテム

▼最近出版された日本語版の低温調理の本

安納芋の蒸し煮

こんにちは!本日もよろしくお願いいたします。

先日、アントシアニン豊富で抗酸化作用も期待できる紫芋について!紅芋との違いとは?という記事を上げました。無水鍋でじっくり加熱したつもりが思い上がりだった記事ですね。笑

そこであれからどうして甘くならなかったのかすごく調べました。

安納芋に限らずさつまいもの加熱に役立つ情報を掴みましたので、それを今回ざっくりまとめてみようと思います!

まず、前回失敗した記事で上げた写真をもう一度上げますが、こんな感じで焼き芋にしました。

安納芋を無水鍋で焼き芋に

無水鍋にアルミホイル敷いて、そこに洗ったままの安納芋をのせるスタイル。

これだとさつまいもが高温になりすぎたのかなと思っています。

アルミホイルは断熱性があるので、鍋底に敷くのでなく、さつまいもをぐるぐる包んで焼き上げれば少し低温を保てたのかなと。ここが惜しい点だったのではとひとつ反省。

更に掘り下げるならば、アルミホイルをくしゃくしゃにしてボリュームを持たせて巻き付ければよりゆっくり熱が入る計算になる様子です!

そもそもさつまいもに含まれるβアミラーゼが活発的に働く温度は30度~65度までの間なので、そもそもそもそも低温調理器で良かったのでは説が今更ながらあります…。

BONIQさんの公式ブログでも既に試してますね…。温度設定は高いので低温と言いながらも結構な高温ですがかなり試行錯誤されているようなので信ぴょう性高いです。

肉魚と違って野菜いも類は一定の高温にならないと柔らかくならないはずですし、BONIQさんのが正解なのかもしれないですねー。

どれが美味しい?究極のさつまいも 比較実験

ただ安納芋の焼き芋にしよう!が目標だったのでやっぱり冬らしくこんがりさせたかったんですよねー。ならば低温調理終わってから焼き目をつければよかったのでは…?と実験意欲が湧いています。

さつまいもの内部が70度になるまでが糊化する温度ということで、この温度帯でじっくり加熱できれば単純に甘くなるという事なので、65度をキープしてじっくり低温調理すればおいしくなるはず。そういえば芋の低温調理、まだ試したことないですねが、いかにも使えそうですねー。今後ぜひ試してみたいと思います。

焼いもについて深く研究したい方は日本いも研究会さんの著書でどうぞ。

そして最後にもうひとつ。

先日、無水鍋で「とろ火」で40分間蒸し焼きにしたのですが、火加減でも鍋の中の温度はもちろん大きく変わります。

基本的にどんな料理でもこのブログでは強火はおすすめしていませんが、それは高温になるからというのがひとつの理由です。

どんな調理器具を使うかによりますが、ざっと

  • とろ火…140度
  • 弱火…150度
  • 中火…160~180度
  • 強火、鍋底からはみ出る火…200度越え

とこんな感じになる、と。

お肉を焼くにしても野菜を蒸し煮にするにも、基本的にはとろ火、弱火でじっくり加熱するのがおすすめという訳なのですよねー。

高温でガッシガッシ鍋振りして炒めないと男の中華は作れねぇんだよ!という方には申し訳ありませんが、低温でもその分時間をかければ基本的にはしっかり調理できます。

ちなみに残った安納芋を若干やけくそになって、いつものように少量の水と塩で20分くらい蒸し煮にしてみたのですが、やはりそこまで甘みは出ませんでした。笑

安納芋の蒸し煮

「安納芋の蒸し煮」ってあまり聞いたことないですもんね。やっぱりこうなるんですね。笑

これはこれでおいしかったのですが!

低温や弱火をうまく使うと有害成分を出さずに、なおかつ素材本来のおいしさを最大限に残して調理ができますよー!今一度日頃の調理過程でコンロの火加減が強すぎないか、見直してみてもいいかもしれません。

簡単な考察記事になりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました!

豚もも肉一口ステーキカットの低温真空調理

3連休中日いかがお過ごしでしょうか、こんにちは!私は絶賛通常業務中です。笑

本日は豚肉の低温調理やってみた編をお送りいたします。…なのですが、今回設定をミスっているので火が通り過ぎています。

おいしいのですが、低温調理ならではのおいしさを引き出すことに失敗しています。色々試しながら様子をみていきたいと思っているのでご愛敬でお願いいたします。笑

完成形ではないのでレシピ形式でなくやってみた形式で記述していきます。

 

という事で今回調理したのはこちらでーす。

豚もも肉一口ステーキカット

豚もも肉一口ステーキカットです。厚さ0.8mmくらい。

これをなるべく重ならないようにフリーザー袋にセットして浸水法で真空状態にする…と。

今回、設定が明らかに時間長すぎで、61度で1時間30分。一緒に入れるのはオリーブオイルと総量に対しての塩0.9%。

私がいつも鶏むね肉でやってる設定と同じ。なのでこの時点で違うと気付くべきなのですが。次、いきましょう。笑

 

豚もも肉一口ステーキカットの低温真空調理

そして出来上がったのがこちら!

豚もも肉一口ステーキカットの低温真空調理

失敗と言っても設定温度が間違っている訳ではなく、お肉の色合いも変化しすぎずまずまずの見た目です。

豚もも肉一口ステーキカットの低温真空調理

生姜醤油をつけだれにしていただいたのですが、火が通り過ぎただけでフライパンで普通に焼くのと比べたら固くなり過ぎず全然おいしかったです!

先日、低温真空調理で肉がおいしくなる理屈をわかりやすく解説!という記事で記述しましたが、この原理を活かして水分がキープされつつパサつく事はなく仕上がりました。

今回の失敗点は、多少袋の中で重なる部分はあったにせよ、お肉の厚みが0.8mmくらいだったのに対して61度で1時間30分は長すぎた、という事。これが厚さ2cmとかだったらちょうどよかったのかなと思います。次回に活かします!

次は生姜焼きのタレを調合して一緒に低温真空調理してジンジャーポークにしてみよう!

▼低温調理器はしっかり温度管理ができる信頼できるものを確実に選びましょう。温度が下がってて食中毒とか、絶対避けましょう。

▼低温調理器を取り付ける容器は保温性の高いものであれば鍋でもなんでも大丈夫ですが、下記はサイズ感がちょうどよく、私も愛用しています。

▼塩とオリーブオイルは品質の良いものを。アルペンザルツは塩の出方がパラパラ、ドバーっ、その中間と使い分け可能な構造のパッケージで、その点もありおすすめです。

低温調理ローストビーフ

ついにやりました!つっしーさんレシピで低温調理ローストビーフ!!

以前に自己流で作ってそこそこおいしかったですが、つっしーさんレシピで作れることにワクワクでした!

今回残念ながら一部失敗してしまったので完全な再現にならなかったのですが、次回に繋がると信じてとりあえず結果をアップしたいと思います!

 

今回使ったのはこちら。

ローストビーフ用牛もも肉

スーパーで売ってる普通の牛ももブロックです。

量がちょっと少なかったかもです。今回300g前半でしたが、本来のレシピは500gくらい。このせいで火が通り過ぎたのかも、というのもひとつ失敗の理由だと思います。

なのでやはり本家のレシピに基づくのが良いです。今回の記事はあくまで私の経験論として軽く捉えてください。笑

チャンネル登録していないとレシピ見られませんが、正しい情報を発信したいのでリンクを貼っておきます!

 

 

それでは失敗しつつもいい感じで出来上がったレシピです。

 

【材料】

・牛ももブロック…500gは必要

★赤ワイン…200ml

★醤油…50ml

・ローリエ…1枚

・にんにく…1かけ分スライス

・オリーブオイル…少々

 

【作り方】

1.牛肉の水分をキッチンペーパーでよく拭き取ってフリーザー袋に入れる。

2.★の材料をフライパンで半量くらいになるまで煮詰めて粗熱を取る。そして1.の袋に加える。

3.スライスにんにくとローリエも2.の袋に入れて浸水法で真空状態にして冷蔵庫で一晩マリネする。

(1日後…)

4.肉を袋から出して水気を拭き取りフリーザー袋に入れる。オリーブオイルも少々入れる。

(マリネ液はソースに使うので取っておく。私は今回オリーブオイル入れるの忘れるという失態を犯して火が通り過ぎた…必ずお忘れなく。)

低温調理ローストビーフ

5.低温調理器を55.5度で9時間にセットして低温調理する。

ローストビーフ低温真空調理中

(9時間後…)

低温調理ローストビーフ完成

6.バーナーまたはフライパンで表面を軽く炙ってローストビーフ完成!

7.フライパンでマリネ液を煮詰めてソースを作って完成!

(つっしーさんレシピではオオバコで濃度つける事推奨、私は片栗粉で代用したのですが、片栗粉は固まりすぎるのでおすすめできない…オオバコなければまだ濃度つけない方がよいかも)

 

こんな感じに!

低温調理ローストビーフ

予定ではもっときれいなピンク色になる予定でしたが、上記の2点の失態のおかげで若干次回への反省点が生まれたかたちとなりました。でも十分良い感じ!

低温調理ローストビーフ

一晩マリネしたのでしっかり味がついています!肉を柔らかく仕上げる効果もあるそうです。素晴らしい!

次は反省点を活かしてつっしーさんのレベルに行き着きたい!

完全な成功に行き着くには失敗あるのみだと思って次回もっと上手に作れるよう頑張りたいと思います!

 

▼低温調理器はしっかりと温度管理できて信頼できるメーカーのものを購入することを強くお勧めします。

▼低温調理器を取り付ける容器は保温性の高いものであれば鍋でもなんでも大丈夫ですが、下記はサイズ感がちょうどよく、私も愛用しています。

▼オリーブオイル、たくさん使うならこちらはおすすめです。