こんにちは!今回は久々の低温調理記事です。
最近は記事としてあまりアップしていませんでしたが、低温調理器は少なくとも週に1回は動かすメイン調理道具。ルーティーン化しております。
お肉、お魚。ほぼ毎日食べていますが90%は低温調理器で調理したもの。大体週に1回、鶏胸肉と牛肉か豚肉をまとめて低温調理して冷蔵庫にストックしておき、必要に応じて食べる前にバーナーで炙ったりしています。
袋の中は真空状態で出来上がるので、冷蔵庫のチルド室に入れておけば1週間は日持ちしますし、今更ながら便利としか言いようがないくらい重宝してます。いつもたんぱく源をありがとう、低温調理器。笑
ということで日々低温調理器で肉や魚を調理しているのですが、今回は中でもおすすめな肉の部位の低温調理をご紹介したいと思います!
欠かさず食べているのは言わずもがな鶏胸肉のサラダチキンですが、その次は確実にこれです。
豚ヒレ肉の低温調理ローストポークですねー。
ちなみに写真のワインはジンファンデルというブドウの赤ワインなのですが、相性は抜群。ジンファンデルはたぶん初めて飲んだのですが、カルメネールをよりフルーティにしたような個性若干強めのワイン。個人的にカベルネソーヴィニヨンはあまり得意でないのですが、こちらの方が飲みやすいです。
と、ワインは置いといてローストポーク。めちゃくちゃおいしいです。食感はしっかり残りつつもめちゃくちゃ柔らかいです!
ヒレ肉なので鶏胸肉と同様とってもヘルシーな豚肉の部位。赤身肉なので食べ過ぎは禁物ですがおいしいのでついつい食べ過ぎてしまう逸品です。
実は以前にもバーナーを使った香草焼きとしてアップしているのですが、補足も兼ねまして改めてレシピです。
【材料】
- 豚ヒレ肉…300~400gくらい
- オリーブオイル…大さじ1~2
- 塩…上記総量の0.9%
- ★ブラックペッパー…適量
- ★お肉用ミックスハーブ…0.5g程度
【ソースの材料】
- 肉汁…全て
- バルサミコ酢、みりん、しょうゆを6:2:2くらいの目分量で適量
【作り方】
- 低温調理器を60度で2時間30分、または61度で2時間にセットする。
- フリーザー袋に材料全てを入れて袋が破れないように注意して軽く揉み込む。
- 浸水法で袋を真空状態にしてお湯に沈め、あとは待つのみ。
- 食べる前に表面をバーナーで表面を炙って完成!
- 袋に残った肉汁でソースを作る。ソースの材料をフライパンに入れて半量以下になるまで中火で煮詰める。

このまま冷まして冷蔵庫のチルド室で保存しておくと便利。
ローストビーフおいしいんじゃないかと自画自賛気味で感激です。
中はきれいなスモーキーピンク、表面は後から炙ることによりハーブが焦げて香りが立ちます!程よい食感を残した柔らかさとしっとり感がたまらないリピートレシピです。
ソースに赤ワインを加えればなお良しですが、私は赤ワインとともにいただくので入れていません。少量のみりんで代用してますのでアルコールを飛ばす時間も短時間で済みます。甘酸っぱくてヒレ肉にもワインにもばっちり合います!
温度と時間設定については肉の量に応じてではなく肉の種類と厚みを元に計画し、何パターンか試したうえで私はこの設定を定番化しています。
あとはバーナーがなければフライパンで表面を軽く焼いても良いですが、バーナーがあると鰹のたたきや市販の握りずしを炙り寿司にすることもできるので何かと便利です。
豚肉・牛肉は低温調理の過程で殺菌しきれない細菌が表面に残る可能性があるので、調理後に表面だけ高温で焼き付けるのが安全です。AGEsの発生を考えても、肉の火入れは低温で行い表面だけ炙ってメイラード反応を起こす調理法はかなり優秀ですよね。
日頃の日常会話で平気でこういうことを饒舌に話してしまうのでかなり取っつきにくい奴だと思われてしまいますが、特に気にしない強靭なメンタルを持ち合わせる筆者でした。笑
夏場は低温調理中にお湯が蒸発しやすくなりアラートが鳴るシーンが増えます。多めに水を溜めて調理しましょう。
ということで今回はここまでです。最後までご覧いただきありがとうございました!
▼低温調理器。wi-fiで出先から温度管理したいなどあればanovaが便利ですが、どれが良い悪いということはありません。温度管理がしっかりできればデザインで決めるというのもありです。
▼低温調理器をセットして使うのにサイズ感と保温性抜群な容器
▼海外製の低温調理器の場合、付属していなければ変換プラグが必要
▼イワタニクッキングバーナーとカセットガス
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