畑のオメガ3脂肪酸、くるみ

こんにちは!

今回は、少し前にテレビ番組で取り上げられたらしい「畑のオメガ3」について書いてみようかなと思っています。

何やら、「名医のThe太鼓判」という番組で放送されたらしいのですが、内容はいかがだったのでしょうか。何しろ観ていないので筆者はわかりません。笑

 

ということで、私個人の言葉で綴るかたちになりますが、テレビ観たよという方、見逃した、または観てないという方にもお役に立てればと思います。以前にミックスナッツの記事で軽く触れましたが、特に掘り下げた訳ではないので今回は畑のオメガ3とは何なのか、そしてオメガ3脂肪酸に絞って書いていきます。

それではよろしくお願いいたします!

 

さて、まず番組で紹介された「畑のオメガ3」はくるみだったようです。

さすがテレビ。当たり前の事言うよねぇ…としばし逆に関心してしまいますが、間違ってはおりません。くるみには必須脂肪酸のうち多価不飽和脂肪酸に分類され、オメガ3のα-リノレン酸が豊富に含まれております。

畑のオメガ3脂肪酸、くるみ

 

「畑の」というのは「農産物の」という意味合いでキャッチコピーですが、オメガ3脂肪酸が豊富な食品として有名なのはサバ、イワシなどの青魚、つまりは海産物ではないでしょうか。

 

以前に「油漬けツナの油分は体に良くない?DHAとEPAの含有量はサバ缶と大差ある?」という記事を書きましたが、昨今では各健康系メディアではオメガ3摂るならサバ缶!とよく謳ってますので、健康目的でサバ缶を召し上がっている方も少なくないと思います。

魚に含まれるオメガ3は主に青魚の血合いの部分、血合いや皮に近い部分に多く含まれています。なのでまさしく身ごと皮ごと、そして煮汁ごと入るサバ缶はオメガ3を漏れなくいただける代物です。

DHA,EPA豊富な青魚の缶詰

ということで、海産物に多く含まれるオメガ3の正体はDHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)です。

先程くるみに多く含有しているとご紹介したα-リノレン酸はDHA、EPAの前駆体となる脂肪酸であり、これらがオメガ3脂肪酸と呼ばれています。

α-リノレン酸は体内に入ってからDHA、EPAに変化するので、「畑のオメガ3」なんですねー。キャッチコピーってこうやって作るんですね。笑

 

と、番組ではオメガ3は血管をしなやかにする、血圧を安定させてくれると紹介されたそうです。これだけだとよくある健康情報に等しいので、少しこの根拠も書いておこうと思います。

 

これについてはDHA、EPAの働きの事で、これらには血管の状態を良くする働きがあります。

主にEPAになりますが、EPAは血小板凝集抑制作用が強い=血栓をできにくくする作用を持っています。これがいわゆる青魚の脂は血液サラサラ効果があるというやつになります。

DHAに関しては現段階では大人の血管の正常化に関する研究結果はあまり見つからず、明確になっているのは子供が成長するにつれての脳の機能向上になりますが、少なくとも血中の悪玉コレステロール(LDLコレステロール)の減少などに役立つことは分かっています。

ですので、DHA、EPAの前駆体となるα-リノレン酸をくるみから摂取しよう!というのが番組の趣旨だったのかと、番組をチェックしていない筆者は推測しております。(まさかないと思うけど、全然違かったらどうしようか。笑)

 

ということで、何度もおすすめしていますがもちろんくるみはおすすめ食材です!

畑のオメガ3、くるみ

カリフォルニアくるみ協会さんのHPによりますと、必須脂肪酸の1日の摂取目安量は成人男性は 1日2.0~2.4グラム、成人女性は 1日1.6g~2.0グラム。ひとつかみのくるみ(約28g)でオメガ3脂肪酸2.5gを摂取できるそうです。

 

なお、2016年の世界規模で行われた栄養に関する臨床実験(「食物に含まれるα-リノレン酸、海洋由来のオメガ3」)では興味深い研究結果が発表されており、オメガ3脂肪酸を含む植物由来と海洋由来の両方を摂った場合、相乗効果によって死亡リスクの高い予防効果があったとの事です。

魚に関しては週1回、缶詰1缶でも良いのでくるみなどと併用して食べる事をおすすめいたします。

 

今更言うまでもございませんが、くるみだけ食べればよい、サバ缶だけ食べればよいという「〇〇だけ食べる健康法」には根拠がありません。

また、これらは食材から摂取した場合の根拠であり、サプリメントから摂った場合の根拠は確認されていません。

さらに、体内に蓄積することができないのがオメガ3脂肪酸の特徴でもありますので、日々適正量をおいしく食べるのが理想になります。

入手するのが困難な食材ではないので、ぜひ食生活の中に取り入れてみてはいかがでしょうか!

 

ということで本日はここまでです。

最後までご覧いただきありがとうございました!

 

▼【畑のオメガ3】生くるみと味の面でもさんざんおすすめしているミックスナッツ。

▼【海のオメガ3】安心原料のサバ缶と、絶品でリピートの釧路のいわしの煮つけ

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素焼きミックスナッツ NUTS TO MEET YOU

今回は久々にミックスナッツの話題です。

皆さまクルミやアーモンド召し上がってますか?私は毎日欠かさず食べております!

クルミは植物性オメガ3脂肪酸がナッツの中で群を抜いた含有量ですし、アーモンドはビタミンEの宝庫のようなもの。抗酸化作用を期待するにもマストでおすすめしたいのがこれらのナッツ類です。

▼ナッツを食べるメリット系の記事は過去にアップしてありますのでこちらをご参照くださいませ。

【おすすめアイテム】クルミ・アーモンド・カシューナッツの小分けミックスナッツ

アンチエイジングに絶大な効果を持つアーモンドの栄養と効果の話

 

私は上記記事でおすすめしているカリフォルニア賢果さんの3種小分けミックスナッツを大のおすすめとさせていただいております。

なんでかって言うと単純に「全てにおいてちょうどいい」んです。ちょうどいい定義は、

  • 1袋が手のひらに載るくらいの量
  • 小分けなので持ち運んで職場の昼休みに食べられる
  • 窒素充填されているので持ち運んでも割れにくい&酸化しにくい
  • クルミ、アーモンド、カシューナッツがほぼ各袋同量に配分されている

これ大事です。体に良いとされている食材も毎日適量をコツコツ食べなければ効果はないも同然ですから「続けられる」事が重要です。

これ食べれば痩せます!みたいなのってほぼあり得ないですし、そもそも体に良いとされる代表的な不飽和脂肪酸とかポリフェノールって、一回食べたからどうなるものでもないですし、一回に多量に食べても体内で蓄積はできないのが特徴ですから毎日コツコツやっていくしかありません。

 

毎日食べても飽きないおいしさのこちらのミックスナッツなのですが、最近Amazonで気になるミックスナッツが販売されております。

素焼きミックスナッツ NUTS TO MEET YOU

NUTS TO MEET YOU! 素焼きミックスナッツ

 

このNUTS TO MEET YOU!、Amazon限定ブランドだそうです。

前からちょっと気になっていたのですが一袋22gという事でカリフォルニア賢果よりかなり少ないのでスルーしてきました。が、やっぱり気になるので今回試しに買ってみました。

中身はこんな感じです。

素焼きミックスナッツ NUTS TO MEET YOU

デザインがとってもかわいい。入っているナッツは同じくクルミ、アーモンド、カシューナッツの3種です。

 

食べた感じとしては、個人的には素材の甘み重視でカリフォルニア賢果さんの方かなー…といった感じなのですがそこは好き好きなのと、あとは普段から食べてる人でないとそこまで差は分からないレベルかと。

一袋あたりの量が22gと少ないので手始めに導入するにはこれくらいの量でちょうどいいと思います。カリフォルニア賢果さんのは一袋35gなのでいきなりだとかなりのボリュームに感じるかもしれません。

ただケチな話をすると、1箱あたりの値段は同じくらいなのでお得です。笑

 

味だけの比較ではつまらないので、品質を比べてみました。

  • カリフォルニア賢果(1袋35g入り)…クルミは生、アーモンドとカシューナッツはこだわりの遠赤外線ロースト。
  • NUTS TO MEET YOU!(1袋22g入り)…全てロースト。単品で焙煎してそれぞれ最適な煎り加減に。

 

これで比べちゃうとやっぱりカリフォルニア賢果さんかな…!と感じてしまいがちな筆者ですが、その理由はクルミが生だというポイント。

クルミに多量に含まれるオメガ3脂肪酸は熱に弱いのでできれば生の方がより酸化しない状態でいただけます。ただ調理工程の温度は酸化するレベルではないと言われていますので、ローストでもとりわけ問題ないとは思います。

ただ食べた時の食感と味わいは結構違いまして、ローストするとパリッと香ばしい感じ、生だとカリッとするもの柔らかさが若干残った状態で、何より素材の甘みが素晴らしいんですよねぇ…

ただそれも好みの問題なので、色々食べ比べてみるのが楽しいんじゃないでしょうか!

ということで引き続きカリフォルニア賢果の小分けミックスナッツを毎日、ワインのおともにNUTS TO MEET YOU!にしております。

 

最後に話が脱線しますが、カリフォルニアくるみ協会さんが一部支援を行った、2016年の面白い研究があります。(下記はカリフォルニアくるみ協会HPの研究ページ)

くるみと他のホールフードの摂取は炎症と新陳代謝に好影響 ~くるみと緑茶は最も効果的な組み合わせの1つ~

 

くるみは緑茶やベリーと一緒に摂ると炎症レベルが下がるというマウスによる実験の検証結果。緑茶、ブルーベリーも欠かさず取っている食材なのでこぶしを握りました。笑

緑茶の健康効能を効率よく摂れる粉茶がおすすめ!没食子酸エピガロカテキンとは?

アントシアニン増加!冷凍ブルーベリーが視力回復に良いと謳われる理由

 

どの食材も単体よりも組み合わせの方が相乗効果ありますね。本日はここまでとさせていただきます。

最後までご覧いただきありがとうございました!

 

▼カリフォルニア賢果 3種小分けミックスナッツ(4種の方はカシューナッツ入り)

▼NUTS TO MEET YOU!(Amazon限定ブランド)

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アーモンドのアンチエイジング効果

本日もお越しいただきありがとうございます!

「アンチエイジングに絶大な効果を持つアーモンドの栄養と効果の話」という事で、アーモンドのお話です。

今回はアーモンド単体について取り上げるのですが、そもそもナッツ類全般おすすめで以前にも1記事書いてますので、まずは下記の記事からご覧いただければより今回のアーモンドの魅力を感じていただけるのではないかと思います!ぜひぜひ。

【おすすめアイテム】クルミ・アーモンド・カシューナッツの小分けミックスナッツ

アーモンドのアンチエイジング効果

上記の記事では主にナッツ全般に多く含まれる良質な脂肪分、オメガ3脂肪酸について書きました。

ナッツは小粒な中に様々な栄養素が含まれているのでとても1回では書ききれず。という事で今回はアーモンドの栄養と効果、その中でもアンチエイジング、つまりは老化防止に一役買ってくれる栄養素について書いていこうと思います。

どこにでも売っていて手軽に摂れる食材なので、ぜひ今一度アーモンドを見直す機会???にしていただけましたら幸いです!

 

その前にまず老化現象ってどうして起こるの?という問題ですが、加齢の問題を除いて例えば若いのに肌の衰えが目立つ、とかシミ、シワが多いとかで年齢より老けて見えるという場合は体がいわゆる「サビている」「負担がかかっている」可能性が高いです。

一般的に肌にハリ艶があれば年齢よりも若く見えますし、過剰な活性酸素に浸食されなければ生活習慣病にもかかりにくいですし、見た目にも健康体を維持できるので若い印象になるかと思います。

という事でよく手を出してしまいがちなアンチエイジングの総合サプリメントですが、悪くないですがやはり基本は食材から摂取した方が効率よく吸収されますし、サプリメントも他の栄養素と一緒に摂らないと吸収されない場合もあるのでできれば毎日無理なく継続して摂取できる食べ物を見つけた方が良いよねーというお話です。

そんな方にはアーモンドをおすすめします。なんでかって言うと、

  • オレイン酸の抗糖化作用でAGEs(終末糖化産物)蓄積を防ぐ
  • ビタミンEの抗酸化作用で活性酸素を減らす

というダブル効果があるからです!

AGEsについては「低温真空調理で肉がおいしくなる理屈をわかりやすく解説!その2 健康効果からAGEsのお話まで」という記事をご参照いただきたいのですが、簡単に老化の原因要素で、たんぱく質と血中に急増した糖が結合すると発生する物質で、一度発生すると体に蓄積されてしまうというとても厄介な奴。

オレイン酸は血糖値の上昇を緩やかにする作用があるので、タンパク質が糖化するのを防いだり、糖化する前に分解できる猶予期間が生まれるからAGEs化を防げるという訳。

そして、オメガ3脂肪酸が豊富だと有名なのはクルミなのですが、ビタミンEの含有量で言ったらなんといってもアーモンド。100gあたりのビタミンE含有量はクルミ3.6mg、アーモンド31.2mgなので約8.5倍。摂取目安は男性7g、女性6gくらいなので大体1日20~25粒くらい食べればOK

しっかりした根拠があるので安心材料ではないでしょうか。というのがアーモンドのアンチエイジング効果でしたー。

アーモンドのアンチエイジング効果

「8人にアーモンドを5ヶ月間毎日25粒食べてもらい、体内のAGEsの数値を測定したところ、AGEsが50%減った」という慶應義塾大学医学部教授の井上浩義氏のアーモンドの抗糖化作用を調べる実験結果もあり、ちょうど私が現時点でミックスナッツ毎日摂取生活半年くらいになり、このデータを見た時若干のモルモット感を感じました。笑

実際毎日食べてる人の感想を最後に書いておきますが、もうですね、数か月前から自慢できるくらい肌が異常につるつるなんです。私、化粧水と乳液はおまけ程度の肌ラボしか使ってないのでサンプル数1ですが自分の中では結構実証してる感はあります。

低温調理とか添加物ほぼ食べてないとかその辺も関与してるはずですが、肌の状態に関しては間違いなく年齢よりも若いです。

ナッツ自体のカロリーはそれなりに高いですし良い脂肪分とは言え過剰摂取すれば太ります。なので、1日これだけ食べると決めて、お菓子の代わりにナッツ、と置き換えて習慣化するのがおすすめです。

ぜひ、お試しいただければ幸いです!最後までご覧いただきありがとうございました!

 

▼圧倒的におすすめなのが毎日決まった量食べられる個包装ミックスナッツ。カリフォルニア堅果さんのは自然の甘みと香ばしさが素晴らしくおいしいです。

▼個包装でないタイプ。開封したら野菜室保存がおすすめ。

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カリフォルニア製菓ミックスナッツ

こんにちはー。本日は関東地方くもり。残念ながらどんよりした一日になりそうです。

ですが終日どんよりしている訳にはいかないので本日も張り切っていきます!

今日はレシピでなく、デイリーユースしているおすすめアイテムをご紹介していきたいと思います!

 

アイテムというか食品なのですが、皆さまナッツは取り入れておられますでしょうか?

ご紹介したいのはこちら。私が1日1袋毎日食べているカリフォルニア製菓さんの3ミックスナッツです!

カリフォルニア製菓ミックスナッツ

ナッツって脂肪分が多くてカロリー高いし毎日食べてたら太るんじゃない?とお思いの方もいらっしゃるのではないかと思うのですが、大量に食べればそれはカロリーオーバーになる可能性はありますが、適量毎日摂取するのはかなりおすすめなのです。

 

そもそも脂肪分は大きく分けて「積極的に摂りたい脂肪酸」「大量摂取はなるべく避けたい脂肪酸」の2種類があります。

「積極的に摂りたい脂肪酸」は不飽和脂肪酸、「大量摂取はなるべく避けたい脂肪酸」は飽和脂肪酸

飽和脂肪酸は主に加工油脂やサラダ油などに含まれているので加工食品など常に食べている方は自然と大量摂取してしまう傾向にあるので要注意。逆に不飽和脂肪酸は少し意識高めにいかないと不足しがちなので要注意、といったところです。

 

では不飽和脂肪酸はどういう食材を食べれば摂取できるのかです。

不飽和脂肪酸の中にも種類が分かれているのですが、有名どころだと魚に多く含まれているエイコサペンタエンサン(EPA)、ドコサヘキサエンサン(DHA)。青魚に多く含まれているので缶詰なんか手軽においしく摂れておすすめです。

 

他に注目したいのが「オメガ3脂肪酸」。ここからナッツ推しの話に入ります。笑

オメガ3脂肪酸の他にオメガ6脂肪酸、オメガ9脂肪酸もいらっしゃいますが、オメガ9脂肪酸は大量摂取をおすすめできないものになります。

基本的にはオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸を2:1でバランスよく摂取するのがおすすめなのですが、オメガ3脂肪酸は特に何か手軽に摂取できるようなアイテムを見つけていかないとなかなか毎日摂るのが難しいっていう。

そこでナッツです。オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸が一番バランスよく含まれているのがナッツの中でもクルミ

なので、クルミを含んで何種類かミックスされているナッツ類をデイリーユースしておくとすごくいいよーっていうお話なのです。

ナッツが体に良いっていうのはたくさんの研究結果で実証されているので詳しく知りたい方は色々と調べてみると面白いかもです。

 

私はお昼におにぎりと一緒に1袋持って行って職場でカリポリ食べてます。

カリフォルニア堅果さんのです。何カ月もヘビロテしているので個人的におすすめ度はかなり高いです。Amazonだと本家に比べて半額くらいになっているので初めてみるならAmazonが絶対おすすめ。

小分けというのが本当に便利なのですが、ちょうどいいのがなかなかないんです。

マカダミアナッツが入った4種類のもあります。前に食べてました。

 

どちらもおすすめです。これ以外でもなんでもよいのでお好きなものを選んでみてはいかがでしょうか♪

あ、念押しで言いますが、食べ過ぎは禁物、1日25g~35gくらいでストップしましょう

何よりおいしいですので砂糖たっぷりのお菓子をやめてナッツに切り替えてみるというのも良いですね!

本日も最後までご覧いただきありがとうございました!

 

▼酸化しないように、なおかつ持ち運んでもナッツが砕けないように1袋1袋パッケージされてるんです。色々食べましたがナッツ自体も甘みがあってすごくおいしい。

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