公開日:2019/04/28

スポーツ飲料1本やめてみるだけで肝臓が健康に?果糖ブドウ糖液糖と砂糖の違いと体への悪影響

果糖ブドウ糖液糖と砂糖の違いと悪影響

こんにちは!これを書いている4月の終わり、おそらく次の記事は令和になるのではないかと思います。

元号変わるから何だと個人的には思っており、というか和暦の存在意義を感じないので西暦に統一して欲しいと思っているので平成だとうが令和だろうが特に変わることありませんが、元号が変わる事によってシステム修正作業で忙しくされている業種の方々は本当お疲れ様です。未だに元号やってるの日本だけですからね。伝統ってやつでしょうか…

 

さて、それはさておき本日はこれから暖かくなると皆さんが摂りがちになるであろう糖分について書いていきたいと思っております。

食品の原材料名を気にして見ている方はほぼ確実に目にしていると思います。「果糖ブドウ糖液糖」。清涼飲料水には必ずと言って良いほどメイン原材料として使われていますね。

見た感じそんなに悪そうな感じのしないネーミングで、実際人工甘味料ではない糖分ですが、砂糖とは構造も製造方法もまるで違うものとなっております。

むしろ砂糖よりもヘルシーな印象さえ抱いてしまいがちな果糖ブドウ糖液糖。正直現段階の見解では必ずしも悪いと言い切れないものにはなりますが多量摂取すれば確実に悪影響となります。

本日は果糖ブドウ糖液糖と砂糖の違い、体へどんな悪影響があるのか、そのあたりを掘り下げていこうと思います。お付き合いよろしくお願いいたします!

果糖ブドウ糖液糖と砂糖の違いと悪影響

それでは早速。まずは砂糖との違いです。

 

そもそも製造方法がまるで違います。砂糖の原料となるのは主にサトウキビや砂糖大根。それらを煮詰めて不純物を取り除いたりして出来るのがいわゆるサラサラの状態の砂糖です。

では果糖ブドウ糖液糖はどうかと言いますと、原料となるのはトウモロコシやジャガイモのデンプンです。

これだけ聞くと決して悪いものではありませんが、ここから製造工程を知るとちょっと普通でないことに気付く事となります。

果糖ブドウ糖液糖の製造工程はこんな感じ。

  1. 液化させる:デンプンにαアミラーゼを加え95度くらいまで加熱してデンプンを細かく分解して液化させる。
  2. 糖化させる:55度くらいまで冷ましてグルコアミラーゼを加えてグルコース(ブドウ糖)にする。この段階で液化の段階よりも分子がさらに細かく分解されている状態です。
  3. 異性化させる:60度の状態でグルコースイソメラーゼを加えて2.の状態のブドウ糖の半分~9割をフルクトース(果糖)にする。
  4. 濃縮する:最終的に不純物を取り除いて水分を蒸発させて濃縮して完成。

いかがでしょうか?まるでレシピのようですが、これが果糖ブドウ糖液糖の作り方です。

 

3.の時に何割果糖に変化させるかで、「果糖ブドウ糖液糖」と呼べるか「ブドウ糖液糖」と呼ぶこととなるのかが決まります。

果糖ブドウ糖液糖は果糖が50%以上90%未満のもの。高フルクトースな状態、高果糖液糖という位置づけです。それに対してブドウ糖液糖というのは果糖が50%未満のものを指し、甘みが弱い状態となります。

うーん。こんな面倒な工程辿らなくても砂糖で良くない?と思いがちですが、何しろ砂糖の7割くらいの価格で出来るので、主にペットボトル飲料など安値で出回るものにはこちらが使われるんですね。

 

いったんここまでのまとめとして、果糖ブドウ糖液糖ならびにブドウ糖液糖の特徴としては下記。

  • 液体の状態でしか存在できない
  • 40度以下でないと甘くならない

液化させる時点でスティックシュガーのような粉の状態ではいられません。さらに熱に弱い性質があるので40度を越えるとただの液体と言わんばかりに甘くなりません。

ガムシロップも果糖ブドウ糖液糖が使われることが多いですが、試しにガムシロップをホットコーヒーに入れてみるとお分かりになるかと思いますが甘くなりません。

こういう理由でホットコーヒーにはスティックシュガー、アイスコーヒーにはガムシロップが使われるという理屈ですねー。これは分かりやすい例えだったのではないかと我ながらシメシメであります…

果糖ブドウ糖液糖と砂糖の違いと悪影響

さて、ここからは体への悪影響について触れて終わりにしたいと思うのですが、1日1杯アイスコーヒーにガムシロ入れて飲んだからと言っていきなり具合が悪くなったり太ったりすることはありません。

砂糖、果糖ブドウ糖液糖、それぞれどちらもデメリットは存在しまして、それは以下のような理由です。

  • 砂糖を摂取すると…まずは血液に乗って全身へ巡りエネルギーに変える。血糖値が上がり、エネルギーとして代謝できなかった余りは、糖を脂肪として蓄積する性質のあるインスリンが分泌されて中性脂肪となる。
  • 果糖ブドウ糖液糖を摂取すると…血液には乗らない。果糖はいきなり肝臓で代謝される。肝臓で代謝できず余った分は中性脂肪として肝臓に蓄積される。→脂肪肝

ということで砂糖を摂り過ぎれば肥満の原因に、果糖ブドウ糖液糖を摂り過ぎれば脂肪肝の原因になるという訳です。

果糖ブドウ糖液糖の恐ろしいのは砂糖よりも吸収が早いので、代謝しきれず余りが出るのが早いという部分。熱くなってきてスポーツ飲料ガバガバ飲んじゃうのは結構危険です。水分補給は大事ですが、水分はスポーツ飲料で補給するよりも経口補水液や、またはただの水でもちゃんと補給できるので、むしろそっちをおすすめしたいところであります。

ということでいかがでしたでしょうか。大量摂取はぜひともお避け下さい。

 

液状の糖分で私がおすすめしているのはこのブログで何度も書いている「フラクトオリゴ糖」でして、フラクトオリゴ糖にきびブラウン登場!腸内環境改善に期待のプレバイオフィクス食材なんて記事をご参照いただけましたら幸いなのですが、同じ液糖でも摂ってメリットのある糖分です。

果糖ブドウ糖液糖と砂糖の違いと悪影響

フラクト=果糖ですが、フラクトオリゴ糖は糖として吸収されない難消化性のオリゴ糖。人の消化酵素では分解できず、胃や小腸を通り抜け、大腸まで届いて腸内環境の改善を支える位置づけのプレバイオフィクス食材なんです。

甘みは砂糖の1/3程度ですが、ホットコーヒーにもアイスコーヒーにも、基本熱にも程々に対応するので煮物などの料理にも使えますし、カロリーも低いので砂糖をやめたい、減らしたい方ならびにダイエット中の方、何となく健康になりたい、お通じ悪い、なんとなくだるい方…とどんな方にもおすすめの甘味料でございます。

 

今年の夏は清涼飲料水ガバ飲みはちょっと考えて、健康志向にシフトしてみるのがおすすめです。

最後までご覧いただきありがとうございました!

 

▼フラクトオリゴ糖。乳製品原料のガラクトオリゴ糖のようなクセは全くなく何にでも溶け込む優しい甘さです。私はきびブラウンと2個持ち。

▼てんさい含蜜糖。フラクトオリゴ糖と同じ砂糖大根から作ったミネラル残った顆粒タイプのお砂糖。甘みは白砂糖並みにあるので濃いめの料理の味付けにはこっちがおすすめ。

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あいにゃん

高校生の時に拒食症で体調を崩して3年くらいマクロビオティックを実践。 そのおかげで色々食べられるようになって復活! 色々な食事スタイルを経て、現在はお肉、魚の低温調理やバランスよい健康的な食事を推奨してます。 メンタリストDaiGoさん、つっしーさんのニコニコチャンネル弟子です。
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