皆さま、突然ですがシェリー酒を飲んだ事はありますでしょうか?
私、先日人生初シェリー酒を口にしたのですが、予備知識なしにワインの仲間だと思って原液でワイングラスに適量注いで普通に一口飲んでしまったところ、、、いやー…びっっっくりしました…。
という事で今日は人生初シェリー酒を飲んだ感想、そして教訓、予備知識などを軽く書いていきたいと思います。
まず私が今回飲んだのはこちらのゴンザレス・ビアス社のTIO・PEPE(ティオ・ペペ)という老舗かつ長らく人気のシェリー酒です。
シェリー酒にもワインと同様にブドウの品種によって甘口や辛口などあるのですが、こちらは辛口シェリー酒の定番中の定番のようでした。ボトルも素敵です。
原液で飲みにくかった理由のひとつになりますが、シェリー酒は世界三大酒精強化ワイン(フォーティファイドワイン)のひとつで、普通のワインと違ってワインの発酵途中でブランデーなどのブドウを原料とした強度のアルコールを添加して作られているお酒との事。
ティオ・ペペでアルコール度数15度なので、いつも飲んでるワインと比べたら3度くらい高いんですよね。だからか、口に入れた瞬間ブワーッとアルコールが広がって、香りもちょっと石油のような強烈な香りが口の中を支配した感じでした。後で調べて納得しました。
ちなみに世界三大酒精強化ワインとは、以下の3つです。
- シェリー酒
- マデイラ酒
- ポートワイン
シェリー酒はパロミノ種という白ブドウが原料です。
原液で飲むのは変わった事ではないようですが、今回特に辛口だったからかもしれませんが鼻に抜けるような独特な香りとアルコール100%のような味が個人的にはちょっときつかったです。
吉田茂さんや松田優作さんも愛したお酒との事ですが、さぞやお酒に強かったんだろうなーと思います。これを普通に愛飲していたなんて相当かっこいいですねー。とはいえ私もお酒はかなり強い方なので、シェリー酒の辛口は相当クセが強いのでお酒が強い弱いはあまり関係ないかもしれません…。なんというかクセが強すぎてそのままでは目が覚めて酔えない感じの地獄絵図でした。
私の場合原液だと厳しかったので良い飲み方がないか探したところ、やっぱりカクテルのベースとして使われることが多いようなんですね。カクテルはあまり詳しくないですが、アドニスとかバンブーとか、そういったかわいらしいカクテルとして日本では愛されてるようです。
結果的に、炭酸水で割ってもおいしいとの事でしたがちょっと甘さがないと厳しいと思ったのでトロピカーナ割りをしてみたところ、カクテルに近い感じになってとてもおいしくいただけました。
シェリー酒独特の強いアルコールの香りと少量でも強く口の中に残る味の余韻がフルーツに合うものの、ジンやウォッカで割るのと違って大人の深みとコクが渋い味わいです!
1:1くらいで割ってちょうど良かったです。飲み方ひとつでこうも違うんですねぇ…。柑橘系、ベリー系、どちらとも合うので気分に合わせて色々試してみると楽しいのではないでしょうか。
うーん…。という事で今回学んだことは、新たなお酒の新境地を開拓する際にはおいしい飲み方までしっかり下調べが必要という事。深い大人の味わいのお酒でした。ウィスキーやブランデーが好きな方は特に試してみていただきたいです。なんでも勉強ですねねぇ。
という事で人生初シェリー酒飲んでみた!をお送りしました。最後までお付き合いいただきありがとうございました!
▼ゴンザレス・ビアス社のTIO・PEPE(ティオ・ペペ)
あいにゃん
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